早稲田大学大学院 情報生産システム研究科早稲田大学大学院 情報生産システム研究科
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吉増研究室 次世代通信システムに不可欠な高周波IC回路
修士課程 2年 瀧川 雄介

 吉増研究室では無線通信システムの高性能化を実現する高周波IC回路方式の研究を行なっています。無線通信技術は急速に発展しており、既に広く普及している携帯電話を筆頭に、無線でLANシステムを構築するワイヤレスLANや位置特定システムであるGPSなど、今や生活に欠かせないものとして認知されています。近年では更なる高速通信を求める声が高まっており、利用する周波数帯域はより広く、より高くなっていくと予想されています。このような需要に応えるべく、高性能、低コスト、小型な高周波IC回路を提案し、実現に向けて日々研究を行なっています。  

 具体的な研究テーマとして、高周波信号を必要なレベルまで増幅する各種増幅器や、電圧によって発振する周波数を制御する電圧制御発振器(VCO)が挙げられます。どちらも無線通信システムに必須な回路であり、高性能化が求められています。これらの回路を設計ソフトを使用してシミュレーションを行なった後、共同研究を行なっている企業にチップ試作を依頼し、その性能を評価します。研究室の測定設備は非常に充実しており、長さ1mmにも満たない小型チップを正確に測定することが出来ます。  

 研究室には博士課程が3名、修士課程が2名所属しており、その内4名が留学生です。ゼミでは研究の進行状況と論文紹介を軸に、英語と日本語で活発に議論が行なわれます。高周波回路の設計は低周波回路に比べて難しい部分がありますが、教授の適切な指導や先輩のサポートがあるため、これまで高周波やアナログ回路を扱ったことがなくても安心して取り組める環境が整っています。  

 現在の日本はアナログ技術者が不足しており、またマイクロ波やミリ波といった高周波分野は近年の通信技術に欠かせないものとなっています。アナログ技術と通信技術を兼ね備えた強い技術者を一緒に目指してみませんか。もし興味を持たれた方は気軽に研究室を訪ねてみて下さい。
チップを測定している様子
ボストンで開催された国際学会での発表風景
送別会での一コマ
 
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