更なる発展をめざし石野組発足
石野研究室 博士後期課程2年 岩井 幸子
石野研究室では多くの情報の中からさまざまな手法を用いて、その中に隠れた法則、特性を抽出し、可能な限り事実に近づくことを目標として研究を行っています。IPSでは屈指の厳しさで知られる石野教授の元に集まった学生は研究の進捗状況をゼミで発表するのですが、このプレゼンテーションでは活発な意見が交換され、教授はじめ他の学生から遠慮のない質問攻めにあいます。現在まで研究室の輩出した学生は博士2名、修士11名となりますが、この試練に耐え抜いた学生は強靭な精神力を持っているのか、ただ感性が鈍いだけなのか、本人たちのみぞ知ることです。
IPS開学以来研究テーマは経済、経営はもとより畜産、サービス、医療と多岐にわたっています。石野教授は前期に≪プロジェクトマネジメント》の授業をされます。企業で用いられるプロジェクト管理や統計分析の方法は社会人入学をした医療従事者の私には難しかったのですが、石野教授は様々な経験談とともに私の好きなマリナーズのイチローの話もよくされ、とても興味深い内容で毎回のテストさえなければ素敵な授業でした。脱落していく学生もある中で、私は成績も下位グループに入りながらも何とか単位を取得し、石野研究室への配属許可となりました。私が石野研究室を選択したのは教授の実学を重視し、何にでも興味をもち探究する意欲に魅かれたからだと思います。
自分自身はライフワークともいえる癌細胞アルゴリズムについて研究を進めていますが、私だけでなく研究室を巣立った学生はゼミで培われたプレゼン能力をベースに独創性があり有効性の高い職務を遂行していますし、現在それぞれの分野の先駆けとなり活躍しています。石野教授は今年度IPSを退官されますが、退官されるにあたり、OB一同の発案によりこの後もわれわれが更なる研鑽を続けていくことを目的とし、昨年、研究室の同窓会組織である石野組が発足されました。ここでもまた厳しくて愉快なゼミが開かれていくことと思います。
ゼミ風景
多趣味な石野教授(チェロの才能は?)
石野研で入れるネルドリップコーヒーは本格的と巷で有名