早稲田大学情報生産システム研究科 IPS
早稲田大学理工学術院IPS研究センター
英語ページへ
渡邊研究室 ~次世代システムLSIの低消費電力・高性能化設計技術への挑戦
渡邊研究室 修士課程2年 徐 秀坤
 近年、半導体設計・製造技術は目覚しい進歩を遂げ、1チップに超大規模システムを集積するSoC設計(System on a Chip)が提案されています。SoCでは大規模化、多機能化、高性能化が要求され、その設計は非常に複雑であるために、設計者への負担も大きな問題となっています。この問題に対処するために、渡邉研究室(ASIC自動化設計研究室)では、設計作業を自動化するためのアルゴリズムや設計手法を研究しています。また、マイクロプロセッサなどの効率的な設計や新たなLSI構成方式に関する研究も行っています。 現在、以下に示す設計技術の研究開発に取り組んでおり、設計期間の短縮化、設計者への負担の軽減、設計コストの削減等など、これからのLSI設計分野で期待されています。

●LSI設計手法と自動設計アルゴリズム、特に自動配置・配線やシステム分割アルゴリズムの研究
● IP(Intellectual Property)利用設計、特にカスタマイズできるIPとその設計支援環境の開発
● 高性能プロセッサ、特に、スーパスカラの分岐実行時の回復処理を高速化する機構の研究
● MPSoC(Multi-Processor System on a Chip)とその発展形でもあるNoC(Network on Chip)、特にMPSoCの構成と効率的なシステム実現、および、NoCによるニューラルネットワークのハードウェア化などの応用
●EHW(Evolvable Hardware System)、特に各種のEvolutionary Algorithmとその応用に適したアルゴリズムとシステム化の研究 

 研究のテーマは上記の項目からも解るように、ソフトウェアあり、ハードウェアあり、また、アルゴリズムから自動設計システム構築まで幅広く様々で、学生は自分が最も興味を持ったテーマを選ぶことができますし、或いは自分の興味のある領域に挑戦することも大観迎です。

 研究室では、毎週研究室ゼミと合同ゼミを一回ずつ行います。いつもいろいろ質問が飛び交い、なかなか大変ですが、知識が深まり、コミュニケーション能力も徐々に上達にしていきます。同時に、技術に関する知識だけでなく、語学力、またプレゼンテーション能力を身につけることができます。
 
 先生は『デジタルLSIアーキテクチャ』と『低消費電力設計技術』などの講義をされています。LSIの技術者を目指している学生に対して、この二つ講義は極めて重要です。また、企業との共同研究を通して研究スキルを確実に高めることができ、インターンシップの経験も今後の就職に非常に役に立つものです。

 研究室のメンバーは18名です。留学生も多く、共に学んで、ともに遊んで、共に楽しい日々を過ごしています。皆が日本語、英語、中国語のどれでも喋れるようになることは一つの特徴です。 最後に渡邊教授を紹介します。先生は企業出身ということもあり、豊富な知識と経験を兼ね備えておられ、学生は大学院の研究室にいながら、企業の目線で 研究・学習ができます。研究・学習だけではなく学生の生活面にも親身になっていろんな相談に乗ってくれています。また、毎月誕生日を迎える学生たちに必ずお菓子を買ってきて下さり、全員でその月に生まれた学生たちの誕生日を祝ってあげます。渡邉先生は皆にとって恩師であり、日本での父親のような存在です。いつも明るく和やかな雰囲気の渡邊研究室では、やる気にあふれるあなたをお待ちしています。

ゼミの様子
笑顔いっぱいの大家族のような雰囲気です。
親睦会の様子
このサイトの版権は早稲田大学大学院 情報生産システム研究科に帰属します。
早稲田大学大学院 情報生産システム研究科
〒808-0135 福岡県北九州市若松区ひびきの2-7
TEL:093-692-5017 FAX:093-692-5021