石野研究室~経営情報ネットワーク研究室~実学とユニークさを大切にする研究~
情報アーキテクチャ分野 修士2年 中村 友治
石野研究室では、自らが興味を持った対象を研究し、指定された研究ではなく自分自身で解決策を見出す研究スタイルをとっています。ゼミは研究報告の場としてだけではなく、自らの考えを研究室のメンバーにプレゼンする場にもなっており、活発な意見交換が行われます。そのため、自分の興味を持っていることがわからない人、興味を持っていることを人にわかりやすく説明することが苦手な人には非常に厳しい研究室であると言えます。しかし、ゼミ等で経験を積むことで、工学的な知識だけではなく、自らの考えを主張し人の意見を理解することのできるコミュニケーション能力や、自己探求力を身につけることができます。
研究室では、テーマとして取り組む問題は現実の社会に基づいていること、そして、机上の空論として終わらないような実現性が求められます。いくら優れた理論を持っていても、それを現実の社会で実験・測定しない限りその有効性は科学的に証明できないためです。
また、世の中に無いユニークなテーマ・解決策であることも求められます。私自身の研究は第一次産業における情報技術の導入というテーマに取り組んでいます。私の実家が養豚業を営んでいることもあり、養豚業へのトレーサビリティシステムの導入に注目し、生産者側のための新しい価値を見出すことを目標としています。そして、現実の社会で生かせる結果を出すために、実際に養豚場でシステム構築・測定実験を行っています。これまで学んできた工学知識を養豚業と組み合わせることで様々な発見があり、非常にやりがいを感じています。
指導教員である石野先生は幅広い知識と、これまでに培われた経験から、あらゆる点に対して意見を言ってくださいます。時には厳しい意見に心が折れそうになることもありますが、次こそはと気持ちを奮い立たせ研究を進めています。これを繰り返すうちに自分も先生も、研究室のメンバーも納得する結果が得られます。また、石野先生は前期に『プロジェクトマネジメント』の授業をされています。授業では企業で用いられるプロジェクト管理手法の基礎を学ぶ事ができます。半期で本2冊、毎回のテストまたは宿題と、大変な授業として学生の間で知られていますが、先生のプロジェクトマネージャ時代の実際の経験談を聞くこともでき、昨年受講した私ももう一度講義を聴きに出席しています。
石野先生は1日の殆どを研究室で過ごされるため、先生と学生との距離が近く、研究の話だけでなく、趣味の話やコーヒーの入れ方など色々な話をすることができ、人間を磨くことのできる研究室です。自分のやりたいことがある人、ユニークで面白い研究をやりたい人はぜひ石野研を訪ねてみてください。
研究室で集合写真(前列右から2番目が石野先生、筆者は後列一番左)
24時間明かりが消えることのない研究室です
本格ネルドリップのおいしいコーヒーあります