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システムLSI分野 修士課程2年 三宅 孝
近年、種々の無線通信機器が普及しています。携帯電話やゲームのコントローラ、ワイヤレスLAN、Bluetoothなどでは通信の高速化・大容量化がめざましい発展をとげており、今後さらに高速大容量通信システムが普及することでしょう。これらの無線通信機器の高性能化には機器の高周波RF回路の高性能化が必要不可欠です。 吉増研究室では無線通信を行うための高周波RF回路の基本回路ブロックの高性能化を研究テーマとしています。例えば、携帯電話に使用する高周波パワーアンプLSIの消費電力が減れば通話時間を長くすることができます。また電圧制御発振器が広帯域で動作できれば携帯電話に組み込まれているナビシステムや TV電話機能を小さな回路面積で実現できるので携帯電話をより小さく、薄くすることが可能になります。 以上のような観点から当研究室は以下のRF回路について研究を行っています。 ・電圧制御発振器(VCO) ・電力増幅器(PA) ・可変利得アンプ(VGA) ・フィルタ 上記以外にも様々なRF回路を研究しており、回路シミュレータ(Agilent ADS)を用いて設計します。設計した回路を実現するための半導体プロセスにはSiCMOSやガリウム砒素(GaAs)などの化合物半導体を用いています。 当研究室では企業との共同研究を積極的に行っており、当研究室において設計したLSIを試作してもらっています。試作したLSIは研究室で評価を行い、研究の有効性を確かめます。学生は個々の研究テーマについて吉増先生からアドバイスを頂いたり、学生同士で議論を行ったりなどして各研究を進めていきます。 現在研究室には博士1名、修士6名の学生が在籍しています。各学生は様々な専攻から来ていますが、講義やゼミなどで研究を進める上で必要な知識を十分に得ることができています。学生同士はとても仲良く、先生も学生と回路設計についてよくディスカッションをしてくださいます。話題が尽きることなく、明るく楽しい雰囲気です。 無線通信や高周波RF回路に興味のある方、ぜひ私達と一緒に研究しましょう。
研究室で設計したVCOのチップ
VCOチップを測定している様子
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