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2008年06月03日

吉増研究室~ワイヤレス通信用高周波LSIの研究をしませんか~


システムLSI分野 修士課程2年 三宅 孝

近年、種々の無線通信機器が普及しています。携帯電話やゲームのコントローラ、ワイヤレスLAN、Bluetoothなどでは通信の高速化・大容量化がめざましい発展をとげており、今後さらに高速大容量通信システムが普及することでしょう。これらの無線通信機器の高性能化には機器の高周波RF回路の高性能化が必要不可欠です。

吉増研究室では無線通信を行うための高周波RF回路の基本回路ブロックの高性能化を研究テーマとしています。例えば、携帯電話に使用する高周波パワーアンプLSIの消費電力が減れば通話時間を長くすることができます。また電圧制御発振器が広帯域で動作できれば携帯電話に組み込まれているナビシステムや TV電話機能を小さな回路面積で実現できるので携帯電話をより小さく、薄くすることが可能になります。
以上のような観点から当研究室は以下のRF回路について研究を行っています。
・電圧制御発振器(VCO)
・電力増幅器(PA)
・可変利得アンプ(VGA)
・フィルタ
上記以外にも様々なRF回路を研究しており、回路シミュレータ(Agilent ADS)を用いて設計します。設計した回路を実現するための半導体プロセスにはSiCMOSやガリウム砒素(GaAs)などの化合物半導体を用いています。

当研究室では企業との共同研究を積極的に行っており、当研究室において設計したLSIを試作してもらっています。試作したLSIは研究室で評価を行い、研究の有効性を確かめます。学生は個々の研究テーマについて吉増先生からアドバイスを頂いたり、学生同士で議論を行ったりなどして各研究を進めていきます。

現在研究室には博士1名、修士6名の学生が在籍しています。各学生は様々な専攻から来ていますが、講義やゼミなどで研究を進める上で必要な知識を十分に得ることができています。学生同士はとても仲良く、先生も学生と回路設計についてよくディスカッションをしてくださいます。話題が尽きることなく、明るく楽しい雰囲気です。
無線通信や高周波RF回路に興味のある方、ぜひ私達と一緒に研究しましょう。
研究室で設計したVCOのチップ
研究室で設計したVCOのチップ
VCOチップを測定している様子
VCOチップを測定している様子

西村研究室~Overture to our lab~


情報アーキテクチャ分野 修士2年 勝間裕章

西村研究室で取り組んでいる研究には、大きく分けてCMOSイメージセンサ、医用画像の2種類があります。このうち、CMOSイメージセンサのほうは皆さんにとって比較的身近なものなのではないかと思います。現在、爆発的な普及を遂げたディジタルカメラには、おもにCCDやCMOSといった撮像素子が用いられていますが、CMOSはノイズが多いという欠点があり、CCDに比べて画質が劣るといわれてきました。そこで、私たちの研究室ではCMOSイメージセンサのノイズを低減することでさらなる高画質化を目指す研究を行っています。
また、医用画像に関しては、画像に処理を施して、より診断や治療に有用な画像を作り出すことを目的として研究を進めています。基本的には研究室のメンバーを2つのグループに分けて研究を行っていますが、両テーマには画像処理という共通項があるため、グループを超えたディスカッションも日常茶飯事です。特に、ゼミ中はグループの関係なく活発な意見が飛び交います。
また、これらのテーマの他にも、音声信号処理や画像品位の評価なども新たな研究テーマとして取り組み始めています。さて、私たちの研究室の特徴を最も端的に表した言葉は、自由ではないでしょうか。先生と学生との間柄も、研究の面でも常に自由の気風があふれています。特に、学生と先生の垣根がここまでに低い研究室は本当に珍しいのではないかと思います。研究の相談から日々の話題まで、気負うことなく何でも話せる学生と先生との日々の会話は私たちを楽しませてくれます。
また、研究テーマに関しても、真剣に取り組みたいテーマがあればCMOSや医用画像以外のテーマでも研究することができます。
常に笑い声の絶えない、風通しのいい研究室、それが西村研究室であると私は感じます。
ゼミの様子
ゼミの様子

大貝研究室~研究の楽しさを味わう~

生産システム分野 大貝研究室 修士2年 鄭 愛麗

大貝研究室は大規模な生産プロセスのモデル化とそれによるプロセス制御技術の研究開発を行っています。 その中には大規模データベースオンラインモデリング(LOM)によりデータベースに格納された操業データの活用技術を生かした高炉温度制御技術の研究もあるし、自動車走行制御や自動車エンジン制御などといった自動車関係の研究や無線センサーネットワーク技術を用いた橋梁診断システムの開発研究もあります。
そのほか、ロボット追従制御や移動ロボットなどロボットに関する研究もあります。大貝研究室ではこのようにプロセス制御の専門知識を幅広い分野に応用するような実用的な研究を盛んに行っています。指導教員である大貝教授は学術に対しては非常に真面目で厳しいですが、学生に対してはいつも親切で、優しく指導をなさってくださっているので、研究室内はいつも笑顔と楽しい会話に溢れています。 いつでも自分の意見が話せるし、お互いに協力し合いながら問題解決を進んでいくので、研究の楽しさが十分に味わえる研究室だといえます。
ゼミは学生の発表を基にして指導が行われる、言わば学生の主導学習を実現し、学生の研究情熱を十分に発揮しています。そのほか、学生の要求に応じて、C言語、Java、Matlabなどの勉強会も開いています。 研究室のメンバーは今現在、日本、中国、台湾からの学生が在籍しており、日本語会話、英語会話が共にできる言語環境が整っています。日本語を勉強したい留学生たちも英語を勉強したい方々も大歓迎です。ぜひ大貝研究室に来て楽しい研究を味わってみてください。
研究室の様子
研究室の様子
研究室メンバー中央が大貝先生、前列右側の女性が筆者
研究室メンバー中央が大貝先生、前列右側の女性が筆者