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システムLSI分野 修士課程2年 神園 明典
「システムLSI」とは多機能を1チップに集積した大規模集積回路のことです。システムLSI設計はシステム設計‐機能設計‐論理設計‐レイアウト設計の順に行われ、それぞれ難題を抱えています。また微細化が進み、チップに搭載される素子数が増大しているため、設計はますます複雑になってきています。本研究室の吉村先生は、企業出身であることから理論面だけでなく実用面を重視してこの問題に取り組み「できるだけ高性能なシステムLSI」を「できるだけ低コスト」で「できるだけ短期間」に設計するための最適化アルゴリズムを追求しています。 私は、現在LSI設計の中でも「できるだけ高性能なシステムLSI」を目指したクロック配線の設計に関する研究に取り組んでいます。これをうまく配線できれば製品の歩留まりが上がるうえ、仕様より高い周波数で動作できる等のメリットがあります。 私の研究室には多くの中国からの留学生が在籍しているほか、近々台湾からの留学生も加わる予定です。そのため、普段研究室で飛び交う言葉は日本語、中国語、英語と様々です。研究室のゼミでは最適化アルゴリズムに関することをテーマに討論していますが、この時は、共通言語を英語としているため、英語力が自然に身につきます。 また、先にこのコーナーで紹介された渡邊研究室、木村研究室と合同ゼミを実施し、発表された論文や記事を紹介するプレゼンもあります。発表後の質疑応答で、うまく答えられない時は次回までの宿題になることもあり,なかなか大変です。 現在取り組んでいる研究とは別にVerilog-HDLというハードウエア記述言語で論理設計を行ったモジュールを1チップに10個前後搭載しレイアウト設計するプロジェクトに関わっていました。システムLSI分野の研究室には実際にチップの設計を行なう環境が整っており,チップ設計の経験を得ることができます。興味を持たれた方は、是非研究室にいらっしゃってください。
台湾大学からの訪問者と一緒に。
(前列左側が吉村教授) |
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