早稲田大学情報生産システム研究科 IPS
早稲田大学理工学術院IPS研究センター
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渡邊研究室 ~ 次世代ロジックLSI向け低消費電力・高性能化技術に挑戦しませんか!~
システムLSI分野 修士課程2年 姜 洋(ジャン ヨウ)
近年半導体設計・製造技術は目覚しい進歩を遂げ、1チップに大規模システムを集積するSoC設計(System on a Chip)が提案されています。SoCでは大規模化、多機能化、高性能化が要求され、その設計は非常に複雑であるために、設計者への負担も大きな問題となっています。この問題に対処するために、ASIC自動化設計研究室(システムLSI分野)では、設計作業を自動化するためのアルゴリズムや設計手法を研究します。また、マイクロプロセッサなどの効率的な設計や新たなLSI構成方式に関する研究も行っています。 現在、以下に示す設計技術の研究開発に取り組んでおり、設計期間の短縮化、設計者への負担の軽減、設計コストの削減等など、これからのLSI設計分野で期待されています。
A. 設計自動化のソフトウェアや設計手法
1.自動配置・配線などのアルゴリズム ~ 消費電力や信号遅延等の制約条件を考慮する
2.システム分割アルゴリズム     ~ 大規模回路を設計し易い部分回路に高速分割
B. システムを簡便にハードウェア化する手法
3.FPGAによるμプロセッサ試作
4.FPGA-IPの試作とIP利用設計環境
5.NoC(Network On Chip)構成
6.マルチプロセッサ構成
現在、研究室のメンバーは13名です。留学生も多く、いつも日本人学生と研究の議論や異国文化を紹介しあい、日本語もより一層上達するようにコミュニケーションをとっています。一方、日本人学生も外国語を勉強し、研究室内でコミュニケーション能力を高めていることができます。
研究のテーマは上記の項目からも解るように、ソフトウェアあり、ハードウェアあり、また、アルゴリズムから自動設計システム構築まで幅広く様々で、学生は自分が最も興味を持ったテーマを選ぶことができます。
研究室ゼミは水曜ゼミと金曜ゼミ(合同ゼミ)があります。水曜ゼミは学生が興味のある技術分野に関する文献を選択し、各自が担当を受け持ち、プレゼンテーションを行います。文献は英語のものばかりを選択しているので、技術に関する知識だけでなく、語学力、またプレゼンテーション能力を身に着けることができます。金曜ゼミは近年発表された最新研究論文紹介を3つの研究室合同で行っています。教授3名、学生20数名の前で発表するこのゼミは、学会さながらの緊張感を持って行われています。
研究室の渡邊教授は、『デジタルLSIアーキテクチャ』と『低消費電力設計技術』などの講義をされています。『デジタルLSIアーキテクチャ』はデジタルLSIの構成要素の伝統的な設計から最近手法までに関する講義です。また、『低消費電力設計技術』では、携帯電話やPDAなどの携帯機器に消費電力の問題と各種の低電力化技法・対策について講義します。LSIの技術者を目指している学生に対して、この二つ講義は極めて重要です。
最後に渡邊教授を紹介しましょう。先生は企業出身ということもあり、豊富な知識と経験を兼ね備えておられ、学生は大学院の研究室にいながら、企業の目線で研究・学習ができます。また、豆腐作り、ビール作りというユニークな趣味をお持ちで、根っからのものづくり大好き人間です。
私達のASIC自動化設計研究室に興味がある人は是非、学生室に話を聞きに来てください。大歓迎です。
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研究室の風景
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研究室のメンバー(右から2番目が渡邊教授、右から1番目が筆者)
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設計実験室の風景
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