渡邊研究室 〜 多機能・高性能LSIをスマートに実現するために〜
システムLSI分野 修士課程2年 目片 敏男
ASIC自動化設計研究室(システムLSI分野)では、マイクロプロセッサの効率的な設計に関する研究等を行っています。近年半導体設計・製造技術は目覚しい進歩を遂げ、1チップにシステムを集積するSoC設計(System on a Chip)という新たな設計手法が提案されています。SoCでは大規模、多機能、高性能が要求され、その設計は非常に複雑であるために、設計者への負担が問題化しています。私の研究ではこれらの問題に対応すべくx86マイクロプロセッサを例に、カスタマイズ容易であるRip−up IPと名づける新しい構成方式を採用して知的財産化し、設計効率向上化の検討を行っています。この新しい設計手法は設計期間の短縮化、設計者への負担の軽減、設計コストの削減等などLSI設計分野で期待されています。
私の研究室では週に2度ゼミがあります。一つは学生が興味のある技術分野に関する文献を選択し、各自が担当を受け持ち、プレゼンテーションを行います。文献は英語のものばかりを選択しているので、技術に関する知識だけでなく、語学力、またプレゼンテーション能力を身に着けることができます。
もう一つは近年発表された最新研究論文紹介を3つの研究室合同で行っています。教授3名、学生20数名の前で発表するこのゼミは、学会さながらの緊張感を持って行われています。
本研究室の渡邊教授は企業出身ということもあり、豊富な知識と経験を兼ね備えておられ、学生は大学院の研究室にいながら、企業の目線で研究・学習ができます。 また渡邊教授は豆腐作り、ビール作りというユニークな趣味をお持ちで、根っからのものづくり大好き人間です。
研究室の様子
ゼミ風景
左端が筆者、中央が渡邊教授