タイとの共同講座「Mini-MIPSコース」を実施
IPSはこのほど、同大学のタイ現地拠点「早稲田エデュケーション・タイランド」と提携し、民間企業の人材育成を目的とする「Mini-MIPSコース」を開講しました。同コースはタイ製造業の中間管理職を対象に、情報技術や生産システムの分野について日タイ両国で講義を行う4ヶ月間のプログラムです。IPSは教授をタイ現地に派遣して講義を行うほか、北九州キャンパスに受講生を受け入れ、講義や実験、工場見学などを実施しました。「早稲田エデュケーション・タイランド」は同大学がタイ大手企業集団「サハ・グループ」の協力を得てバンコクに設立した教育機関で、日本留学希望者を対象に日本語教育を実施しています。タイへは製造業を中心に5000社を超える日本企業が進出、日本の企業経営や生産現場の業務改善活動に対する関心が高まっていることから、今回のプログラムを実施することになりました。
本年2月に開講したコース第1期には、日系企業など15社から28名の受講生が参加、しました。タイ学士院会員のカンチット博士のコーディネートのもと、チュラロンコン大などタイ主要大学の教員による講義(タイ語)に続き、4月には松本將(すすむ)教授が「エンジニアリング・デザイン」をテーマに2日間にわたり特別講義を行いました。また、5月下旬には受講生が北九州に1週間滞在し、サプライチェーンマネジメント、工場の情報システムなどをテーマに5 日間の集中講義を受講したほか、TPM(Total Productivity Maintenance)ワールドクラス賞の受賞経験もある東陶機器小倉衛陶製造部の工場を見学しました。また、スケジュールの合間には門司港レトロ、小倉城など北九州市内の観光名所を訪れました。受講生からは、「製造業の最先端の事情について学ぶことができただけでなく、日本文化や日本人の生活についても知ることができた」との声が聞かれました。
コース終盤の6月には、受講生がこれまでの講義や日本研修で得た成果を所属企業の現状に適用して新しいアイデアを提案するプレゼンテーションがバンコクで行われました。受講生にはIPS、早稲田エデュケーション双方から修了証が授与されました。IPSではこうしたアジアの人材育成を支援するプログラムを今後も実施していきたいと考えています。
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| Mini-MIPS受講生(IPSキャンパスにて) | TOTO工場見学 |